【サウナの楽しみ方】押さえておきたいサウナのマナーと心ときめくサウナアイテム
これまで仕事帰りのおじさんが集まるイメージが強かったサウナ。
今やサウナは、多彩なサウナにハマる女子がいるほどの人気で、健康的なイメージとともに、「ととのう」といわれる至極の領域への憧れまでも抱いてしまう存在へと変わりつつあります。
「今更だけどサウナに行ってみたい」
「サウナで気をつけるべきマナーは?」
2019年から再び注目を浴び始めたサウナですが、まだその魅力を味わっていないという方も多いのではないでしょうか。
サウナは照明が暗くて狭い特殊な空間。想像以上にまわりの音を敏感に感じ取ってしまうので、サウナのマナーは知っておきたいものです。
本記事では、下記について説明します。
- ・サウナの種類・入り方
- ・サウナに入る際のマナー・トラブル
- ・【サウナの本場】フィンランドのサウナ文化とは
- ・心ときめくサウナアイテム
サウナ初心者の方はもちろん、ステキなアイテムを片手に久しぶりのサウナを楽しみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
サウナの種類
かつては「カラカラの熱いサウナ」というイメージが強かったサウナですが、今では多くの種類の中から、自分の体調に合わせてサウナを選んで楽しむスタイルが一般的です。
ここでは多くの入浴施設で取り入れているサウナをご紹介します。
乾式サウナ(ドライサウナ)
ドライサウナは、高い血行促進効果が期待でき、たくさん汗をかいてリフレッシュしたい人におすすめです。
湿度が低いので、発汗するまでに少し時間を要する場合もあります。
サウナに入る前に、一度湯船につかり、体をあたためた状態でサウナに入ると、よりサウナの効果を感じられるでしょう。
温度・湿度 |
温度:80℃~100℃ 湿度:10%程度 |
特徴 |
・昔ながらのサウナ |
おすすめの人 |
・とにかく汗をかいてストレス発散したい |
サウナで過ごすうちに、目の乾燥や呼吸のしづらさを感じる場合があるので、タオルで顔を覆うなどの対策が必要でしょう。
フィンランド式サウナ
フィンランド式サウナは、サウナストーブで熱したサウナストーンに水(アロマ水)をかける「ロウリュ」で、舞い上がる蒸気を楽しむサウナです。
室温は熱すぎず、湿度が高いので、ドライサウナよりも呼吸が楽だと感じる人も多いでしょう。
温度・湿度 |
温度:約80℃ 湿度:15℃~20℃ |
特徴 |
・蒸気が充満し体の芯から温まる |
おすすめの人 |
・自分で湿度の調節がしたい(施設によってはできない場合あり) |
馴染みのなかったロウリュも、今では全国900ヶ所以上の施設に導入されています。
サウナにハマったら、一度はセルフロウリュ(自分でサウナストーンに水をかける)してみたいですね。
湿式サウナ(スチームサウナ・ミストサウナ)
スチームサウナは、低温の蒸気が全身を包み、ゆっくり熱を伝えながら発汗を促します。
ミストサウナは、霧状で体への負担が少なく、リラックス効果が高まります。
温度・湿度 |
温度:40℃~60℃ 湿度:約100% |
特徴 |
・湿度が高く熱さを感じやすい |
おすすめの人 |
・肌や髪を乾燥から守りたい ・美肌効果 |
湿度が高いので、子どもや高齢者でも安心して楽しめるだけでなく、熱による肌や髪へのダメージが少ないのも特徴です。
遠赤外線サウナ
遠赤外線サウナは比較的低温で、20分ほど長時間入ると十分な発汗が期待できます。
ドライサウナは、人の出入りによって暖かい空気が逃げて室温が変化しやすいのですが、遠赤外線は人体に吸収されやすいので、効率よく体を温める特性があります。
温度・湿度 |
温度:60℃前後 湿度:10%程度 |
特徴 |
・効率よく体を温める |
おすすめの人 |
・体の負担を最小限に汗をかきたい ・血行促進や疲労回復 |
室温が低いので、高温サウナを好む人には少し物足りなさを感じるかもしれません。
ドライサウナを少し休憩したい、そんな時には「じんわり楽しむ」遠赤外線サウナがおすすめです。
サウナの入り方
サウナの楽しみ方に正解などなく、自分の体調によってサウナを楽しむのが大切です。
ここでは、「サウナを楽しむためのひと工夫」を交えながら説明しましょう。
STEP1.水分摂取
サウナ中の水分摂取は、脱水予防のためにこまめに摂取する必要がありますが、特に重要なのは、サウナに入る前の水分摂取です。
サウナの休憩中に摂る水分は、体内で吸収後にすぐに発汗されてしまい、内臓からの老廃物の排出を妨げるおそれがあるからです。
個人差はありますが、1回のサウナで出る汗の量は約300〜500mlといわれます。
サウナを効果的に楽しむために、「サウナに入る前に」少なくともコップ1杯の水は摂取しましょう。
また、サウナで汗をかきにくい原因として水分不足が挙げられます。たくさんの汗をかきたい人は、より多くの水分摂取をおすすめします。
STEP2.体と頭を洗う
サウナに入る前は、体と頭をしっかりと洗いましょう。
体の皮脂が多く付着すると、汗をかきにくいといわれています。
サウナ室を清潔に保つためにも、サウナに入る前に体をキレイに洗うことが大切です。
湯船に浸かって体を温めてからサウナに入ると、より早い時間で体の芯まで温まりやすく、サウナの効果を感じられるでしょう。
STEP3.サウナに入る
サウナに入る目安は8分〜12分ですが、その日の体調に応じて調整しましょう。注意したいのはサウナの座る位置です。
一段変わると温度は10℃変化するので、足を垂らして座った場合、頭と足では約20℃も温度差があります。
より効果的に全身を温めるためには、足と体の高さが同じになるように、あぐらや体育座りがおすすめです。
また、体が濡れたままサウナ室に入ると、体表についた水分が蒸発するときに体の熱が奪われて、汗が出にくくなる原因にも。
サウナに入る前は、しっかり体を拭いて入りましょう。
STEP4.水風呂に入る
サウナで火照った体を冷やす水風呂は1分〜2分程度といわれます。
今すぐにでも水風呂でクールダウンしたい気持ちを抑えつつ、大量に流れ出た汗を洗い流してから水風呂に入りましょう。
なかには、“水風呂が怖すぎる・・”という方もいるでしょう。そんな時は以下の方法を試してみて。
- ・心臓から遠い手足から浸かる
- ・全身の力を抜いて息を吐きながら入る
- ・体を丸めて入る
水風呂で冷やされた血液が一巡すると、喉がスーッとする感覚になるので、この感覚が水風呂を出る目安です。
STEP5.外気浴
水風呂から出たら、外気に当たる場所で10分程度の休憩をとりましょう。
サウナや水風呂による温度の刺激と外気浴によって、自律神経は大きく変動し「多幸感」や「不安軽減」のホルモンが分泌されます。
サウナに入るたびにうまれるホルモンは、脳内をぐるぐる恍惚感で満たす「ととのう」状態へと導いてくれるのです。
>>サウナ女子におすすめ|サウナに必要な持ち物を紹介!の記事はこちら<<
サウナに入る際のマナー
サウナを長く楽しむために、サウナに入る際のマナーをご紹介します。施設によってサウナの入り方の注意があるので、確認しましょう。
- ・サウナの前に体と頭を洗う
- ・サウナの中での会話は最小限
- ・サウナ室でタオルを絞らない
- ・タオルを絞ってからサウナに入る
- ・サウナはタオルを敷き、その上に座る
- ・水風呂の前に必ず汗を流す
- ・水風呂でタオルや髪をつけない
サウナ室や水風呂の清潔を保ち、周囲の方への気配りが大切といえるでしょう。
気をつけたいサウナのトラブル
サウナブームに拍車をかけるように、サウナハットをはじめとしたサウナアイテムも人気です。そんな中、「サウナハット使用禁止」の施設が出てくるなど、サウナトラブルも問題になりつつあります。
その理由とは。
- ・サウナハットの毛羽落ち
- ・手入れが難しいサウナハットの清潔さ
- ・サウナハットの盗難や紛失
特にウール素材のサウナハットは、洗濯機が使用できない場合が多く、基本的には手洗いが推奨されるので、サウナハットが清潔なのか、判断しかねる場合が多いのです。
また、サウナハットの毛羽落ちが、サウナ室内や浴槽内に悪影響を及ぼすおそれがあります。
人気ブランドや見た目が似たサウナハットは、盗難や紛失になるケースが多く、トラブルを未然に防ぐためにサウナハットを使用禁止にする背景があるようです。
【サウナの本場】フィンランドのサウナ文化とは
2000年以上、生活の中にサウナが根付くといわれるフィンランドのサウナ文化についても少し触れておきましょう。
サウナストーンにアロマ水をかけて香りと蒸気を全身で感じ、白樺の若枝を束ねた「ヴィヒタ」を水に浸して全身を叩くフィンランド式サウナ。
日本では「〇分を3クール」などと表現するサウナですが、フィンランド人は何クールといった概念にとらわれず、あくまでも自分の体の心地よさに重きを置きます。
森林浴を思わせる、爽やかで清涼なヴィヒタの香りに酔いしれながら、時には軽食やアルコールを楽しみながらサウナに入る。
フィンランドのサウナはそんな日常の中に存在しています。
心ときめくサウナアイテム
“サウナに行く勇気がない” “サウナ習慣がなかなか続かない・・”
そんなあなたのために、最高にステキなサウナアイテムをご紹介します。
心ときめくアイテムがあれば、きっとサウナに行く足取りは軽やかになること間違いなしです。
ヴィヒタタオル サウナハット
「素肌に直接触れ、汗をかく環境で使うものだから、気兼ねなく丸洗いしたい」
そんな願いを叶えたのがヴィヒタタオル サウナハット。今治タオルメーカーの確かな技術と丁寧な縫製で、丸洗いOKのサウナハットです。
- ・シリーズ累計販売数35,000個突破
- ・フィンランド政府観光局コンセプト監修
- ・レーヨンに白樺の繊維を配合
- ・洗濯機で洗える
- ・持ち運びに便利な専用の防水パッケージ付き
>>ヴィヒタタオル サウナハットのこだわりについてはこちら<<
本物のヴィヒタの色合いを再現し、フィンランドの豊かな自然をモチーフにした全7色のカラーバリエーションは、落ち着いた色味で、選ぶのもまた楽しいでしょう。
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ヴィヒタタオルエアー サウナ浴室内専用
サウナのためのタオルに徹底した、タオルの薄さと軽さを実現したヴィヒタタオルエアー。
- ・水を吸っても重くない、絞りやすい
- ・いつものタオルより少し長めに設計
首にかけての移動や、着座した際のひざ掛けなど、サウナを楽しむ人を想い最適な長さを追及しました。
サウナのためのタオルを1枚は持っておきたい、そんな時の1枚として重宝するでしょう。
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とびきりのアイテムで楽しいサウナ時間を
サウナの種類とマナー、そして心ときめくサウナアイテムについてご紹介しました。サウナのマナーや過ごし方を押さえたところで、サウナを楽しむ生活を始めてみるのはいかがでしょうか。
サウナに向かうバッグには、ぜひ「とびきりのアイテム」を忍ばせて、自分自身を心地よい空間へと導いてくれるサウナをゆったり楽しみましょう。