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フィンランド式サウナに基づいた、ヴィヒタサウナハットのこだわり

フィンランド式サウナに基づいた、ヴィヒタサウナハットのこだわり

「心身がととのう」「リラックス効果が得られる」と依然人気が続いているサウナ。
サウナーの方がこだわりを持って選ぶサウナグッズのひとつに、サウナハットがあります。
サウナハットとは、高温になるサウナの中で頭や髪などを熱から守るために被る、サウナ専用の帽子のことです。

発売開始からご好評いただいている、ハートウエルの「ヴィヒタタオル サウナハット」は、「ヴィヒタ(=白樺)」と名につく通り、フィンランド式サウナと密接に関わる白樺の繊維が使われている、特別なサウナハットです。
ヴィヒタタオルの成り立ちから、自然の一部であるフィンランド式サウナの考え方が反映された、サウナハットに込められた秘密とこだわりをご紹介します。

着想のもととなった、フィンランド式サウナ

フィンランドのイメージ画像ハートウエルは「暮らしと心を、タオルで自由に」というコンセプトでタオル製品を開発しています。
企画者が感染症の影響で生じる閉塞感の中、通い始めたサウナで「これって一番心身を解放(自由に)できる方法では?」と感じたことがヴィヒタタオル開発のスタートです。

企画者が自然に囲まれたサウナに通っているうち、テレビが備え付けられていたり、自分以外の人や物につい意識がいきがちな日本式サウナではなく
明度やセルフロウリュなど、没入感を得ながら自分と向き合える、リラックスできる環境が整えられているフィンランド式のサウナの環境が、ハートウエルのコンセプトと結びつくようになりました。

森の中に建てられたサウナ小屋で、火照った身体を白樺の小枝を束ねたヴィヒタで叩いて血行を促進し、湖に飛び込んでクールダウンして外気浴…と、自然と密接にかかわっている、フィンランド式サウナ。
「心身の解放」をテーマとした際に、フィンランド式のサウナとその象徴であるヴィヒタがイメージと重なっていきました。

フィンランドの自然から生まれたヴィヒタタオル

ヴィヒタ(白樺の束)イメージ画像2000年以上、生活に「サウナ」が根付き、自然と共生する国として知られるフィンランド。
北欧のこの国では、ヴィヒタという白樺の若枝を束ねたものをサウナ室に持ち込み、湿度の高い熱で蒸された室内で森の香りを楽しむ習慣があります。
その香りは、厳しい冬の季節に春の芽吹きに思いを巡らせ、白夜きたる初夏の訪れを祝う象徴とされています。
人々はヴィヒタを通じて自然が醸し出す季節の違いを楽しむのです。

そのようなフィンランドの自然と習慣をヒントに、白樺の繊維を生地に織り込んだヴィヒタタオルが形作られていきました。

白樺の繊維で織りなす手触りの良い生地

ヴィヒタタオル白樺繊維の生地フィンランド政府観光局にコンセプト監修の協力を仰ぎ、白樺の繊維でつくった森のタオル、ヴィヒタタオルの開発が進められていきました。

使う素材は、65%のコットン糸と35%のレーヨン糸。
サウナで使うタオルは、吸水性が高すぎると水分を吸い込みすぎて重くなったり、もたっと鬱陶しくなってしまいがちです。
そのため綿のみではなくレーヨン糸を採用し、適度に水を吸いながら、しぼりやすさと速乾性も考慮。

このレーヨン糸に、白樺の繊維を配合した特別な糸「サウナヤーン」を使っています。

手触り・肌触りからフィンランドの自然を感じられる、気持ちの良いさらっとした質感の生地に仕上げました。

フィンランドの自然を象徴するカラーを表現

コットン糸とレーヨン糸の染まり具合が異なることで、タオル生地はわずかに違う2つの色彩が混ざり合っています。
2色のまだらの美しさをそのままに、ヴィヒタをはじめとしたフィンランドの豊かな自然を色で表現しました。

サウナハットはフィンランド政府観光局監修のもと選定した、フィンランド語で名付けられた4色に、より身近で使いやすい3色を加えた7色です。
サウナ好きなご家族やご友人へのプレゼントに、ご自身の洗い替え用に。
お好きな色を選んでいただけるよう、豊富なカラー展開です。
ヴィヒタタオル サウナハットのカラー展開
<ご購入はこちらから>

  • ヴィヒタ(緑)/白樺の若枝を束ねたもの、初夏や春の象徴。
  • カーモス(紺)/フィンランドの冬の象徴でもある極夜、日の登らない昼。
  • ヤルヴィ(水色)/湖。フィンランドには約18万8000もの湖がある、湖大国です。
  • ヴィティ(白色)/ふかふかの雪。フィンランド語では雪の表現が多様にあり、その中でも新雪を意味しています。
  • ラッカ(オレンジ)/クラウドベリー。サウナ小屋や湖のほとりで手積みできる鮮やかかつ優しいベリーの彩りを表現。
  • コイヴ(ベージュ)/白樺。北欧の森に立つ白樺の樹皮をイメージした、ナチュラルなカラー。
  • キヴィ(グレー)/サウナストーン。フィンランドで多く採掘される香花石(こうかせき)の深みのある色味。

空気層による断熱性

主にタオルに使われている、パイル糸を押し出すようにして立体的に織る手法(=パイル織り)により、糸の隙間に空気層が生まれます。
一般的な平織生地に比べ断熱性が高い構造を実現しました。
パイル生地のイメージ図
また、速乾性も考慮しながら型崩れしないよう適度な厚みになっています。
職人がタオル織機を使って丁寧に織り上げた後、縫製担当がひとつひとつサウナハットへと仕立てていきます。

サウナに没頭できる形状

ヴィヒタタオル サウナハットの効果
ヴィヒタタオルのサウナハット<ご購入はこちらから>

サウナの中で視界をさえぎり、リラックスして過ごしてもらえるよう、ゆとりをもたせたサイズで縫製。
すっきりしたシルエットでありながら、どんな人にでも窮屈過ぎずぶかぶか過ぎず、フィットするように頭の形状に合わせて計算して作っています。

ハットのつばを折ることで、サウナユースに合わせた2Way仕様となっているのが特徴で、浴室内ではつばを折らずに目深にかぶることで周囲と視界をさえぎり、よりサウナに集中できるように。
浴室外ではつばを折り視界を広げて、開放的に。
好みとシーンに合わせて視界を調整することができます。

こだわりの縫製

ヴィヒタタオルのサウナハット 縫製のこだわり浴場内にあるフックにかけられるように頭頂部にはループを。ループもヴィヒタタオルの生地100%です。
ステッチのかけ方を工夫し、丈夫さとかわいらしさを両立しました。

サウナハットのつばを折って使う際も、縫い目が見えないようにバイアステープを縫い付けています。
少しでも気に入って使ってもらえるよう、細かな部分の見た目の美しさにもこだわります。

ヴィヒタタオル サウナハット縫製の様子

タオル生地だから、気兼ねなく洗える

サウナハットが注目されだした当初、主に羊毛のフェルト生地で丸洗いが難しい製品が主流でした。
素肌に直接触れ、汗をかく環境で使うものだから、気兼ねなく丸洗いしたいというニーズを見出したことも、タオル生地でサウナハットを作った理由のひとつです。
今治のタオルメーカーが持つ確かな技術で作る生地と、丁寧な縫製で、洗濯を繰り返しても簡単にはへたりません。
(ネットに入れての洗濯を推奨しています)
洗濯しやすいヴィヒタタオルのサウナハット

持ち運びに便利な防水パッケージ

使用後の濡れたサウナハットが持ち帰りやすいよう、「ヴィヒタタオル」ロゴ入りの専用ジッパー付き防水パッケージに封入してお届けしています。

防水パッケージのサウナハット(ヴィヒタタオル)

しっかり水を切って畳んで入れれば、想像以上にコンパクトにしまうことができます。
他の荷物が濡れてしまう心配がなく、サウナ後の「サ飯」などにも気にせず向かえます。

おわりに

ヴィヒタタオルのサウナハット

ヴィヒタタオルとサウナハットは、私たちハートウエルが創業94年の歴史で培ってきたタオル製造の技術が詰まった自信作です。
糸の選定、タオルの製織、染料の調合と染色、縫製まで、一貫生産の自社工場で手掛けています。
各種の製造機械を用いながらも、人の手を細やかにかけて1つ1つの製品を生み出しています。

フィンランド式サウナの象徴ともいえる白樺を感じられるサウナハットは、ここだけのものです。
精神をととのえるサウナのお供に、ぜひこだわりの詰まったハートウエルのサウナハットを選んでいただけたら嬉しいです。

<ご購入はこちらから>


執筆:村田/編集:木村


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