【社員インタビュー】企画部 水口来海
―普段どのようなお仕事をしていますか?
タオルの商品企画です。
具体的には、市場調査を行った上でタオルの商品コンセプトを考え、それを実現できる糸や織り方について、他部署と連携しながら決定し、商品化するという業務内容になります。
―ハートウエルとの出会いについて教えてください
私は小学生の頃から裁縫や編み物が好きでした。祖母が洋服の仕立て職人をしていたこともあって、よく教わっていたんです。大学でも服飾を学びましたし、自然と就職に関しても「繊維に関わる仕事をしたい」と考えるようになっていました。
また、「同年代の人たちには負けたくない。早いうちからたくさん経験を積んで成長したい!」という想いも強くありました。
そこで興味深い繊維業はないだろうかとWantedlyで求人情報を探していた折に、ハートウエルを知りました。
―入社の決め手は何ですか?
ハートウエルの"新しいチャレンジを大事にする社風"です。
私が実際に見た求人には、「挑戦を好む人は歓迎するし、積極的に支援する」という池永社長のメッセージが載っていて、「ここでなら、若手のうちからたくさん経験を積めそうだ!」と期待しましたし、本当にその通りになりました。
また、ハートウエルは創業90年以上の歴史を持つ、老舗の今治タオルメーカーです。
現在、日本の繊維工場は減少傾向にあり、高い製織技術を学べる場所は限られていますが、ハートウエルでならそれが学べます。この点も、大きな魅力だと感じました。
―新卒1年目を振り返ってみて、今どのように感じていますか?
激動の一年でした。というのは、入社二週目に、「Makuakeで販売するマスクの商品企画を担当してみないか?」と池永社長に声をかけていただいたからです。
当時は右も左も分からず、不安だらけの状態でしたが、「いただいたチャンスで何としても結果を残したい!」と考え、プロジェクトの先導役を引き受けました。
―どのようなマスクを企画・商品化したのですか?
冷感生地を採用した夏用CooLマスクという商品です。夏のマスク着用は暑苦しく、日常的なストレスも大きいですし、熱中症のリスクもあります。
これらの問題を解決したいと考え、周囲の方々に相談に乗っていただきながら、最終的に冷感生地を採用した夏の利用に特化したマスクという商品コンセプトに辿り着きました。
夏用CooLマスクは、Makuakeにて1万7千人もの方々から約5万枚の応援購入をしていただき、「Makuake Of The Year 2020」のBronze賞を受賞しました。
―今治での生活はいかがですか?
私は東京で生まれ育ったのですが、東京と比べると今治は時間の流れがとても穏やかです。
今は社員寮に住んでいますが、近くに綺麗な海があって、見るたびに癒されています。
通勤も車ですし、満員電車のストレスから解放されたことも嬉しかったポイントの一つです。でも、何よりも嬉しかったのは、会社の方々がとても親切に新生活のサポートをして下さったことです。
私はペーパードライバーだったので、運転には特に不安を感じていたのですが、会社の方々が丁寧に運転を教えて下さったり、苦手な駐車を代わって下さったり、色々なサポートを受けられたので、スムーズに新生活に対応できました。本当に感謝しています。
―今後のビジョン・目標について教えてください
まず一つ目は、夏用CooLマスクを超えるヒット商品を生み出すことです。ロングセラー商品が増え、経営がより盤石になれば、会社として新しいチャレンジがしやすくなります。だからこそ、ユーザーの皆様が心から欲しいと思っていただけるようなヒット商品を、自分の手で生み出していきたいと考えています。
そして二つ目は、業界に新しい風を吹かせることです。タオルで表現できることは、一見して限られているように思えますが、まだまだ表現の余地は残されていると感じています。
商品コンセプトや技術面、ありとあらゆる面で既成概念にとらわれることなくチャレンジを行い、新しい風を吹かせたいです!
―ハートウエルで働いていて、最も嬉しかった瞬間は?
Makuake Of The Year 2020で、Bronze賞を受賞した瞬間です。本音を言えば、一番のGold賞が欲しかったですし(笑)、悔しさもありましたが、本当に感慨深かったです。
振り返ってみると、このような結果を手に出来たのは新卒の私にも、大きなチャレンジをさせてくれるハートウエルの懐の広さ、また業務面だけでなく、メンタル面や生活面を含めて支えてくれた上司や先輩、仲間たちのお陰だったと改めて感じています。
ほかの会社では、なかなか任せてもらえないような責任ある仕事も、若手のうちから任せてもらえる。そして成長していける。これがハートウエルの魅力です。
私と同じように、「早いうちからたくさん経験を積んで成長したい!」と考えている新卒の皆さんには、ぜひ入社をオススメしたいです!