髪に良いタオルとは?CUOL タオルではじめる美髪ケアとマイクロファイバー商品の違い
昨今、ヘアケアアイテムとして注目度の高いタオル。髪のために作られたタオルの中でも、コットンから化学繊維のものまで素材は様々です。今日はそれらの違いを紹介していきます。
はじめに
私たちハートウエルは、糸の仕入れから生産・染色・仕上げまで一貫して行っています。お客様に安心していただけるタオルを届けるために、原料である糸の仕入れは重要な項目です。
この記事では"大人美容"のために生まれたCUOLシリーズの「タオルではじめる美髪ケア」と皆様が目にする機会も多いマイクロファイバー商品との比較をしています。
この記事でわかること
- ・タオルではじめる美髪ケア(竹とコットンを使用したタオル)の特徴
- ・マイクロファイバー製のタオルの特徴
- ・どちらを購入すればいいのか?選び方の解説
タオルではじめる美髪ケアの特徴について
高吸水・低摩擦で髪と頭皮のためのダメージレスを実現。
中が空洞で保水量が多いコットン糸とバンブー(竹)レーヨン糸を使用しています。
両糸とも高吸水・低摩擦の繊維のため、使用時の髪への摩擦ダメージを大きく軽減します。
研究機関の学振刑摩擦試験機を使用し、浸水させた毛髪に対してタオルを約400回往復摩擦させる試験を実施し、その効果を実証しました。
また、自社検証でドライヤーにかかる時間を計測。一般的なタオルと比較し、ドライヤーにかかる時間を約20%軽減する結果となりました。
摩擦ダメージやドライヤーの熱によるダメージを軽減することで、ヘアカラーの退色抑制も期待できます。
中空糸とバンブーレーヨン(竹繊維)の効果
上の画像のように、中が空洞で保水量が多いコットン糸とバンブー(竹)レーヨン糸の組み合わせは、高吸水・低摩擦以外にもそれぞれいいとこ取り。
まず、コットン糸は中が空洞になっているため、糸自体の重さが約20%軽くなるため、お風呂上がりにタオルを頭に巻いている際に感じる重さを軽減してくれます。
次にバンブー(竹)レーヨン糸ですが、こちらは名前からもわかる通り、竹の繊維を一度溶かして科学的に再生した糸となります。
特徴としては
- ・潤いが合って肌に吸い付くような風合い
- ・繊維が均一なので光沢感がある
- ・コットンにくらべてより吸水性が高い
- ・触ったときにひんやりする(接触冷感)
- ・洗濯につよく耐久性が高い
- ・消臭効果がある
- ・弱酸性で肌にやさしい
などがあります。
そしてヘアドライに特におすすめする理由として、静電気を抑制する効果も挙げられます。
このふたつの糸をミックスした事により、摩擦とドライヤー時間を減らし、髪と頭皮のダメージを抑制するタオルに仕上がっています。
タオルではじめる美髪ケア商品ページ:スリムバスタオル /フェイスタオル
髪用タオルとしてよく目にするマイクロファイバーのタオルの特徴とは?
マイクロファイバーは合成繊維の一種で、ポリエステルやナイロンなどを原料としています。
最大の特徴は、糸の細さです。
なんとその細さは8マイクロナノメートル・・・これは髪の毛の100分の1しかありません。
天然繊維では絹などが細く滑らかですが、マイクロファイバーはそれ以上の細さをもっています。
そしてもうひとつの特徴は、繊維の断面。
もちろん目で見ることはできませんが、マイクロファイバーの断面はエッジのきいた三角形が集まっているような形になっています。
このエッジが、抜群の吸水力を生み出します。
子供のころに理科の授業で習った『毛細管現象』、覚えていますか?
簡単に説明すると、液体の入った容器に細い管を入れると、液面より高い場所まで水が入り込んでくる現象です。
コップにストローをたてると、ストローの中にいっきに水が昇ってくる・・・そんなイメージでしょうか。
実はマイクロファイバーの表面でもこの『毛細管現象』が起きています。
繊維表面の目に見えない凹凸の間にある、細かな隙間。この隙間が水分に触れたとき、毛細管現象を起こして水を吸い上げます。
マイクロファイバーの隙間は、他の繊維とは比べ物にならないほど多く、これが抜群の吸水力を発揮しているのです。
吸水率と速乾率の高さはタオルにピッタリの特徴です。濡れた体や髪の水分をすばやく吸収してくれます。
タオルではじめる美髪ケアとマイクロファイバー商品どっちがいいの?
タオルではじめる美髪ケアの素材とマイクロファイバーの特徴を、それぞれ簡単に説明させていただきました。
それぞれの良さがありますね。
では、どちらを購入すればいいのか?と悩まれる方もいるかなと思います。
”いかに早く乾かすか”であればマイクロファイバー。
”ドライヤー時間だけではなくキューティクルケアも同時に行いたい”のであれば「タオルではじめる美髪ケア」。
両商品を比較した場合、吸水性と速乾性についてはやはりマイクロファイバー商品となります。
マイクロファイバーの特徴でも説明しましたが、特徴として、繊維の表面がギザギザしています。これが抜群の吸水力の源なんですが、表面がギザギザしているという事は拭く事によって、髪を傷つける可能性があるということでもあります。
耐熱温度も低く直射日光を避けた方が良いというのも特徴のひとつです。
私たちハートウエルは、タオルメーカーとしてタオルの用途を「拭く」だけではなく、「美容」のためのアイテムとして考えてきました。
だからこそ、ただ早く乾かすだけではなく、髪と頭皮のためのダメージレス処方に拘って商品化を行った「タオルではじめる美髪ケアをお勧めしたいと思います。
このブログを読んでくださった方、ぜひ、タオルではじめる美髪ケアで"大人美容"を始めませんか?
"大人美容"CUOL商品のご紹介
今治の老舗タオルメーカー、ハートウエルで現在取り扱っているCUOL商品のご紹介をします。
○タオルではじめる美髪ケア
キューティクルのダメージとドライヤー時間を低減する美髪のためのタオル。
スリムバスタオル /フェイスタオル
○タオルではじめるスキンケアガーゼ
敏感肌の方のための特別なガーゼタオル。毛羽などの些細な刺激でもかゆみを感じるような繊細な方へ。
バスタオル/スリムバスタオル/フェイスタオル/ウォッシュタオル
○繊細な赤ちゃんの肌のための摩擦レスシリーズ
敏感肌の方に向けて作った特別なガーゼでを、赤ちゃんのためのアイテムに。
大人より皮膚が1/3の薄さと言われる赤ちゃんも優しく包みます。
マルチケット/フード付きバスタオル/スタイ/ウォッシュタオル
○タオルではじめるスキンケア
肌への刺激を考えた低ダメージ処方のふわふわ“摩擦レス”タオル
バスタオル/スリムバスタオル/フェイスタオル/ウォッシュタオル
○枕カバーではじめるスキンケア
1日の3分の1の時間、睡眠中の美肌ケアのために生まれた枕カバー
枕カバー購入ページ
○備長炭スチームマスク
美肌のために開発した温冷両用の備長炭マスクで毛穴の目立ちにくい陶器肌へ
備長炭スチームマスク購入ページ
まとめ
いかがでしたでしょうか。一概にタオルといっても、素材や織り方で効果は大きく異なります。
手を加えるのではなく、日常で当たり前に行う「拭く」という行動から取り入れられる大人美容コレクション「CUOL」
仕事や家事・子育てなど、忙しく毎日を過ごす方にお届けしたいアイテムを取り揃えています。
ぜひ、お気に入りの商品を見つけてみてくださいね。
CUOL特設ページ
執筆:柴本/編集:木村