タオル生地を使った縫製品のご紹介|タオル製ハット2種類
タオルといえば何を思い浮かべる事が多いでしょうか?
バスタオル・フェイスタオル・ハンカチを思い浮かべる方が多いと思います。
ハートウエルではタオルに限らず、タオル製の帽子やベビーグッズ、寝具などの縫製品も生産しています。
今回は、タオル生地を活用したサウナハットと、がん患者の方に向けたタオル帽子についてご紹介をします。
①サウナハット
近年はサウナブームが続いており、サウナを題材としたドラマやマンガもたくさん増えております。サウナに力を入れたホテルや温泉施設も増えています。そんなサウナに欠かせないのがサウナハットです。
サウナハットの効果
- ・のぼせ防止
- ・髪頭皮へのダメージ予防
サウナ室は80度〜100度で温度を設定していることが多いです。さらに上へ行けば行くほど温度が高くなるため、頭部の体感温度が高くなり頭が特に熱く感じることがあります。
そのため、のぼせや熱や乾燥の影響で髪の毛・頭皮へのダメージへとつながってしまいます。サウナハットは、断熱効果により頭部が高温になることを防ぎます。
また、男女問わずサウナブームの昨今、サウナハットの髪や頭髪のダメージを予防する効果に注目し愛用する方も多くなっています。
生地へのこだわり
そしてハートウエルのサウナハットはタオル製のコットン素材で作られています。
コットン素材は、通常のタオル同様に洗濯機で洗うことが出来ます。帽子と聞くと洗濯やお手入れが難しいイメージを想像する方も多いかと思いますが、ハートウエルのサウナハットはタオル生地のため、洗濯も簡単にできます。(洗濯ネットに入れての洗濯を推奨しています。)
またタオル生地のサウナハットは吸水性に優れている為、サウナで汗をかいても頭皮のジメジメも気になりません。
ハートウエルのサウナハットはフィンランド政府の観光大使にコンセプト監修を受けて企画を行い、商品化しました。
サウナの本場であるフィンランドではサウナの時にヴィヒタ(白樺)で身体を叩く文化があるため、その文化をヒントに樺の糸をタオルに練りこんでいます。
フィンランドの自然を感じながら、サウナ時間を楽しんでいただけるこだわりのサウナハットです。
カラーへのこだわり
フィンランドの自然からインスピレーションを受けたカラー展開となっています。
- ・ヴィヒタ(緑):白樺の若枝を束ねたもの、初夏や春の象徴。
- ・カーモス(紺):フィンランドの冬の象徴でもある極夜、日の登らない昼。
- ・ヤルヴィ(水色):湖。フィンランドには約18万8000もの湖がある、湖大国です。
- ・ヴィティ(白色):ふかふかの雪。フィンランド語では雪の表現が多様にあり、その中でも新雪を意味しています。
- ・ラッカ(オレンジ):クラウドベリー。サウナ小屋や湖のほとりで手積みできる鮮やかかつ優しいベリーの彩りを表現。
- ・コイヴ(ベージュ):白樺。北欧の森に立つ白樺の樹皮をイメージした、ナチュラルなカラー。
- ・キヴィ(グレー):サウナストーン。フィンランドで多く採掘される香花石(こうかせき)の深みのある色味。
縫製のこだわり
裏面にも感じる職人技
長時間快適にかぶっていただけるよう、裏側もチクチクしないよう職人技を感じる縫製になっています。
ループ
浴室内のフックにサウナハットを掛けられるように頭頂部にはループを採用しています。
機能性
つばの折り曲げもできるため、テレビを見たいときや時間を確認したいときはつばを折り曲げて使用、サウナに集中したいときはつばをそのままにして自分の世界に集中するといった好みの視界に合わせた使い方をすることが出来ます。
パッケージへのこだわり
付属のポーチは防水仕様のため、サウナ後で水気を含んだ状態でも、カバンを濡らすことなく持ち運ぶことが可能になっています。
オリジナルの制作も可能です
ハートウエルではオリジナルのロゴを入れたサウナハットも作ることができますので、オリジナルのサウナハットを作りたいとご要望がありましたらお気軽にお問い合わせください。
②抗がん剤治療を受けている方へのタオル帽子
ハートウエルでは「すまいるの会(東予がん患者と家族の会)」様にタオル帽子を作るためのタオルを寄付しています。
この活動は、抗がん剤の影響でデリケートになった頭皮をカバーするのに、柔らかいタオル製の帽子が役立つという声から始まりました。
寄付したタオルは今治市内の中学生やボランティアの方々の手によりタオル製帽子となって、抗がん剤治療の副作用で脱毛をした方に無料で配布をしています。
また、第一生命保険株式会社様の「今治タオル帽子がつなぐ愛の架け橋」活動にもタオルを寄付し多くの方へ届けられています。
タオルならではのふわふわ生地が、使い手の方の少しの安心感や心地よさに繋がることを願いながら、こうした取り組みを今後も継続して取り組んでいきたいと考えています。
今回はタオルの生地をすまいるの会様へ帽子制作用のタオル生地を寄付した事例をご紹介しましたが、ハートウエルでは縫製も承っているため、実際に帽子の完成品を制作することも可能です。
用途によって使用する糸や織り方も、丁寧にご提案いたします。
まとめ
ハートウエルは今治でタオルを製造する会社の中でも、企画、製織、染色、縫製、仕上げまで一貫して行っている数少ない一社です。
だからこそ細かなご要望にもお答えすることができます。
タオルを活用したオリジナルの商品をつくることを検討されているご担当者さまは、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
どんな方がどんなシーンで使うものなのか、それぞれに合わせて一番良いものができるよう親身になってご相談承ります。
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執筆:宮川/編集:木村