収納上手は畳み上手。生活感の出ないバスタオルの畳み方3選!おすすめの収納方法も紹介
毎日手にする、生活に欠かせないタオル。
みなさんはどのように収納していますか?
今治の地で90年以上タオルを続けてきたハートウエルでは、毎日肌に触れるタオルとして品質を追求した結果、しっかりとした厚さや、ふわふわとした優しい風合いを備えたタオルが数多くあります。
どれも使い心地のよい製品ですが、しっかりしているぶん収納時に場所を取ってしまうことも。
良いタオルを使いたいけれど収納方法に悩んでいる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に大きくかさばりがちなバスタオルは、すっきりコンパクトに、取り出しやすくまとめたいもの。
今回は、収納場所ごとに分けた綺麗に収納できるバスタオルの畳み方と収納方法をご紹介します。
この記事で紹介する収納場所別の綺麗なタオルの畳み方
- 1.まるでお店。タオルの端を見せない綺麗な畳み方
- 2.引き出し収納にぴったり。立ててみやすい畳み方
- 3.カゴ収納派に!コンパクトな巻きタイプ
畳み方ひとつで、タオルの風合いを保ちやすく
タオルの収納を考える際に、切っても切り離せないのが畳み方。
なんとなく二つ折りにしていって、収納場所に合わないサイズで無理に押し込んでいませんか。
実は、畳み方や収納方法によってはタオルの風合いを悪くしてしまうことがあるんです。
タオルのふわふわとしたさわり心地の良さは、繊維の間に空気が含まれ、パイルが立っていることによるもの。
コンパクトにしたいからと言って力を入れて押しつぶすように畳んだり、
収納場所にぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、繊維の間の空気が逃げ、パイルも潰れてしまいます。
そうするとタオルのふわふわ感が損なわれていき、消耗するスピードも速まることに。
せっかく良いタオルを購入しても、すぐ風合いが悪くなってしまったらもったいないですよね。
畳み方や収納方法を工夫することは、見た目を統一してきれいに収納するだけでなく、
タオルの品質を長持ちさせることにもつながります。
優しく空気を含むように畳んで、タオルを傷めず省スペース化をお試しください。
収納場所別 畳み方3選
1. まるでお店。タオルの端を見せない綺麗な畳み方
備え付けの壁面収納棚や、カラーボックスなどへ収納する場合は畳んだタオルを重ねておくのが一般的。
ですが、たくさん重ねすぎてしまうと下のタオルが使われなかったり、重みで風合いが損なわれてしまいます。
重ねておくのは使用頻度の高い3~4枚程度にとどめると良いでしょう。
ただ畳んで重ねて置くと生活感が出やすくなってしまうので、
高級感のある「タオルの端を見せない」畳み方がおすすめです。
1.裏面を上にしてタオルを広げます
2.手前から三分の一を折ります
※棚の幅が狭い場合は、ここで4つ折りにして幅を調節できます(縦向きで半分に折り、さらに半分に折ります)
3.反対側も三分の一折ります
4.右端と左端を中心に合わせて折ります。
5.最後に半分に折って、完成です
仕上がりが美しく、ホテルで見かけることが多いことから「ホテル折り」、または「フレンチ折り」と呼ばれています。
ポイントは、タオルの端を折り込む際に中心部分を少し空けておくこと。
最後に二つ折りする際、布の厚みでひっかかることなくスマートに畳むことができます。
収納する際は、タオルが輪になっているほうを見える向きに揃えて。
統一感が出て、ぐっと見た目が綺麗になりますよ。
2. 引き出しへの収納にぴったり!立てて見やすい畳み方
引き出し収納のコツは、立てた状態でしまうこと。
立てた状態で収納するメリットはたくさんあり、
・しまっているものが一目でわかる
・取り出しやすくなる
・タオルに重みがかかりにくいので、風合いを保ちやすい
一番上にあるタオルばかり使って、下のタオルが湿気てしまった…なんて事態も避けられます。
大きなバスタオルも、自立する畳み方で立てて収納してみましょう。
1.タオルを横半分に折ります
2.手前から半分に折ります
3.ホテル折りと同様に、タオルの端を内側に折ります
4.タオルの端を隠すように半分に折って、完成
先ほどの「ホテル折り」よりタオル厚みが増した分、立てた収納向きの安定感のある厚さになりました。
奥行きはあるものの、高さがあまりない場所での収納に向いている畳み方です。
収納場所がせまい、他の物と一緒に収納したい場合など、よりコンパクトに畳みたい方はこちらがおすすめ。
1.タオルを横半分に折ります
2.前から三分の一を折ります
3.反対側も三分の一折ります
4.右から三分の一折ります
5.反対側も三分の一折って、完成
バスタオルとは思えないほどコンパクトになりました。
この畳み方の場合も、タオルの端を内側に折り込むことできれいな見た目になります。
先にお伝えしたように、畳むときは力を入れすぎないよう注意してくださいね。
立てた収納は、タオルの厚みによっては取り出す際に他のタオルが倒れてしまう場合があるので、ブックエンドや仕切り板などを使えばより快適な収納になります。
3. かご収納派の方へ くるくる丸めてコンパクトに
奥行や高さのある棚への収納は、かごやバスケットを利用してスペースを有効活用しましょう。
バスタオルをくるくると巻いて丸め、立てて入れれば良く取り出しやすくなります。
畳んだタオルを縦に収納する方法と同様に、タオル自体に重さがかかりにくいため風合いを保ちやすく
タオル同士の接する面積が少ないため、通気性良く収納できます。
かごは籐製など凹凸のある素材だと、パイルがひっかかりタオルを傷めやすいのでご注意ください。
目の粗いステンレスのバスケットや、お手入れのしやすいプラスチック、洗える素材のものがおすすめです。
タオルの端を見せない巻き方をすれば、よりおしゃれに見えます。
1.タオルを横半分に折ります
2.左下の角を内側に折ります
3.対称になるよう、右上の角も同様に内側に折ります
4.端からくるくる巻いて完成
くるっと丸めてかごに入れるだけなので、タオルを畳むのが苦手という方もぜひ試してみてください。
タオルのサイズごとにかごを分ければ統一感のある収納に。
一日に使う分のバスタオルやフェイスタオルをひとまとめにかごに入れておけば
毎日別々の場所からタオルを取り出す手間を省ける便利な収納になります。
ライフスタイルや家族の人数にあわせて、収納方法をアレンジしてみてくださいね。
タオルストッカー(ホルダー)で収納を増やすのもおすすめ
「脱衣所や洗面所の収納が少ない」「入浴時はいつも別室のタンスからバスタオルを持って行っている」という方は、タオルストッカーなどを導入して収納を増やしてしまうのもひとつの方法です。
壁などに取り付けられ、バーでおさえるタイプのタオルストッカーは、片手でもタオルが取り出しやすく、見せる収納としてもおしゃれです。
壁に直接つけるタイプはバスルーム横など好きな場所に設置でき、使い勝手のいい収納に。
磁石タイプは洗濯機の横などに取り付けられる優れものです。
収納方法は簡単で、先ほどご紹介した巻いたタオルをはさむだけ。
縦にタオルが並ぶため、お気に入りの柄のタオルがいつも目に入るのも嬉しいポイントです。
100均で揃うアイアンバーなどを使って安価に自作することもできるので、DIYがお好きな方はお好みに合わせて作ってみるのも楽しそうですね。
まとめ
バスタオルの収納場所ごとのきれいな畳み方をご紹介しました。
毎日使うものだからこそ、すっきり収納されていると気持ちよく使えますよね。
収納スペースが限られている場合、スリムバスタオルに買い替えをしたり、フェイスタオルをバスタオル代わりに使う、という選択肢もありますが
お金をかけず、畳み方を工夫するだけでお手持ちのタオルを上手に収納できればそれに越したことはありません。
フェイスタオルにも使える畳み方なので、ぜひバスタオルと合わせてお試しください。
ご紹介した収納方法を参考に、タオルを長く快適に使っていただけたら嬉しいです。
執筆:村田/編集:木村