室内でも洗濯物を早く乾かす!時短につながる乾燥方法をご紹介
梅雨の時期や台風シーズンは、なかなか洗濯物を外で干せません。室内に洗濯物を干すと、乾きにくかったり、臭いが発生したりと、いろいろと困りごとが多くあります。
そこで今回は、室内でも洗濯物を素早く乾かす方法をご紹介します。干し方や環境を工夫すると、室内干しでも洗濯物は早く乾きます。「室内干しは乾きにくいからなるべく避けてきた」という方はぜひ最後までお読みください。
室内でも洗濯物を早く乾かすためのポイントは?
室内でも洗濯物を早く乾かすためには、次のポイントを押さえることが重要です。
洗濯物の水分を減らす
洗濯物に水分が残っていると乾かすのに時間がかかります。特に厚手のスウェットやデニムは水分を多く吸収するため、なかなか乾きにくいですよね。
事前に水分をできるだけ減らすことが、洗濯物を素早く乾かすのには大切なポイントです。
風通しを良くする
衣類の繊維の中に空気を通すと、水分を含んだ空気と乾燥した空気が入れ替わります。早く乾かすには、干し方などを工夫して風通しを良くすることが欠かせません。
湿度を下げる
湿度を低くすると、水分がより早く蒸発します。湿度が50%より高いと洗濯物の水分が抜けにくく、洗濯物が乾きにくくなります。
室温を上げる
冬よりも夏の方が洗濯物を乾かしやすいことからわかるように、温度は高い方が乾きやすくなります。室内で早く乾かしたいときは、20度以上にすると良いでしょう。
室内で洗濯物を早く乾かす方法8選
干す場所や干し方のちょっとした工夫で、室内でも洗濯物は早く乾きます。ここでは、時短につながる方法を8個ご紹介します。
1.脱水のときに乾いたタオルを入れる
脱水を始める前に一度洗濯機を止めて、乾いたタオルを入れましょう。タオルが他の洗濯物の水分を吸ってくれて、室内でも早く乾きやすくなります。
黒色の衣類を洗濯するときはタオルの繊維がつきやすくなるため、洗濯ネットに入れるようにしてみてください。また、この方法は洗濯物にしわがつきやすいので、しわがついても問題がない衣類に向いています。
2.洗濯物を干す間隔をあける
ハンガーとハンガーの間隔は、最低でもこぶし一つ分あけて干すようにしましょう。風の通り道を確保することで、蒸発した水分が隣の洗濯物にうつることがなくなります。
可能であれば、15cm程度の間隔をあけるとさらに風通しが良くなり、早く乾かすことができます。
3.アーチ干しにする
アーチ干しとは、長めの洗濯物を両端に、内側に向かって短い洗濯物をつるす干し方です。洗濯物を横から見たときに、アーチ状に真ん中がへこんで見えることからアーチ干しと呼ばれています。
アーチ干しにすると空気の流れが良くなり、より効率的に洗濯物を乾かすことができます。
4.衣類別に干し方を工夫する
ズボン類はポケットの内側が重なってしまうため、乾きにくくなります。全体的に乾いているのにポケットだけ乾いていなかった、という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ズボンを室内に干すときは、裏返してから干すようにしましょう。空気の通りが良くなり、早く乾きやすくなります。裏返してから洗濯すると表面の生地が傷みにくく、干すときの手間も少なくなります。
パーカーのフードも他の生地と重なりやすく、乾きにくいです。上下を反対にしてフードが垂れるように干すのがおすすめです。
バスタオルは面積をとるため二つ折りで干しがちですが、空気が通りにくく匂いの原因にもつながります。ピンチハンガーを使用して、じゃばらになるように干すと乾きやすくなります。
5.サーキュレーターやエアコンなど家電を活用する
洗濯物は下部が乾きにくいです。サーキュレーターや扇風機で洗濯物の下の部分に風を当てると水分を含んだ空気を吹き飛ばし、早く乾かすことができます。サーキュレーターであれば、真下から風を当てると良いでしょう。
除湿機能のついたエアコンや除湿機を使えば、効率的に水分を含んだ空気をとってくれます。
6.部屋の真ん中のできるだけ高い場所に干す
部屋の隅は空気が循環しにくいため、乾くのが遅くなります。また、水分を含んだ空気は床の方にたまっていきます。部屋の中央の高い場所は空気が循環しやすく、洗濯物が乾きやすいです。
7.浴室を利用する
浴室乾燥機能のついた風呂場なら、洗濯物に温風を送ることで、厚手の衣類も素早く乾かせます。もし浴室乾燥機能がついてなくても、換気扇がある浴室は空気の通り道を作りやすく、干すのに理想的な場所といえます。
サーキュレーターや扇風機を利用して洗濯物に風を送ると、湿った空気が外に排出されるため、より効果的です。
8.コインランドリーに行く
自宅で洗った洗濯物をコインランドリーの乾燥機で一気に乾かす方法があります。家である程度水分をとってから乾燥すれば、10分とかからず乾かせます。空気を送りながら回転させて乾燥させるためしわがとれやすく、仕上がりもふわふわになるため、ごわついたタオルや衣類を乾燥させるときにおすすめです。
さらに時短するには乾きやすい素材を選ぼう
干し方を工夫すると、雨が多い時期や冬でも室内干しで素早く洗濯物を乾かせます。洗濯物を干すときは、今回ご紹介した方法をぜひ参考にしてみてください。
さらなる時短を求めるには、干し方の工夫だけでなく、生地自体を乾きやすいものにすると良いでしょう。ポリエステルは水分を生地の外側に移動させて、素早く蒸発させる効果があります。
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