前回の記事では、ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド様で採用された「旅する歯ブラシケース」についてご紹介しました。リニューアルを機に、旅の思い出をお客様にお持ち帰りいただけるように企画されたこの素敵なアイテムは、ホテルのアニバーサリープランでも大変好評です。

前回の記事はこちらから：https://hartwell.co.jp/blogs/case-oem/0010

今回は、ホテル内で楽しめる完全貸切のバレルサウナにぴったりの「オリジナル・サウナハット」についてご紹介します。熱海伊豆山の上に位置するこのホテルは、素晴らしい絶景を楽しみながら、静かな環境で心身ともにリラックスできる贅沢なひとときを提供しています。
このサウナハットは、そんな特別な時間をさらに引き立てるアイテムとして、ホテルのこだわりとコンセプトを反映させたデザインで製作されました。
それでは、オリジナル・サウナハットの制作背景やこだわりについて、詳しくお届けします。

（ハートウエル）まずは、サウナ施設についてご紹介いただけますでしょうか？

（霜山さん）当ホテルのサウナは、完全貸切のバレルサウナで、ゆったりとした開放的な空間が特徴です。屋外に設置されており、熱海の海風を感じながら、贅沢でリラックスした時間をお楽しみいただけます。特に、相模湾を望む熱海の美しい景色を眺めながら外気浴を楽しむことができる点が、訪れるお客様に好評です。このバレルサウナは、ホテルの全面リニューアルとともに2024年8月に新設されたそうです。

ホテルが伊豆山の上に位置していることから、外気浴では壮大な熱海の景色を一望しながら、深呼吸ができます。

昼間は青空と海の広がり、夜は街のきらめく夜景と、時間帯によって異なる絶景が広がります。そんな極上の景色を眺めながらのサウナは、まさに日常から解放される贅沢なひとときです。

そんな特別な空間で、プライベートな時間を楽しんでいただけるのが、当ホテルのバレルサウナの魅力です。

オリジナルのサウナハットについて

（長田さん）今回、ハートウエルさんに作っていただいたオリジナルのサウナハットには、当ホテルのロゴが刺繍されており、専用の防水ポーチ付きで一階のスーベニアショップで販売されています。
若い世代のお客様は、ペアで揃えてサウナを楽しまれる方が多く、豊富なカラーバリエーションからどの色を選ぶかを楽しんでいただいています。

（住永さん）オリジナルのサウナハット製作のきっかけは、2024年8月の全面リニューアルです。このタイミングで、新たに完全貸切のバレルサウナを設置することになり、それに合わせてサウナハットもご用意したいと考えました。
当初、サウナハットの素材やデザインを考える中で、ホテルグランバッハ熱海クレッシェンドのコンセプトカラーであるバロックオレンジの色をハートウエルさんで見つけたことが大きなきっかけとなりました。それが、オリジナルのサウナハット製作のスタート地点です。

（ハートウエル）そこから、お問合せいただき、歯ブラシケース編（https://hartwell.co.jp/blogs/case-oem/0010）で伺った弊社営業担当がサンタクロースのように現れたお話になるんですね（笑）

（霜山さん）はい（笑）。初回の打ち合わせから意気投合し、すぐに具体的な話に進むことができました。お互いの考えをしっかり共有し、スムーズに進行できたので、最初から安心感がありました。

オリジナルサウナハットを制作する中で、工夫された点はありましたか？

（住永さん） 初回のサンプル制作で、ロゴの刺繍が思うように綺麗に見えず、試作をやり直していただきました。ロゴの大きさや刺繍の文字数、さらには刺繍を入れる場所についても何度も調整を重ね、理想形を実現するまでにはなかなか苦戦しました。
ただ、そのたびに、ハートウエルさんの営業担当の方が非常に的確なご提案をしてくださり、ひとつひとつ課題をクリアしていくことができたのでとても助かりました。
メールの返信もすごく早かったので、そこも安心材料でした。
最終的には、思い描いていた通りのサウナハットが完成して、本当に良かったと感じています。

（霜山さん）刺繍がパイル生地に埋もれないよう、細かな調整と確認を繰り返し、安心して進めることができました。また、刺繍糸の色も豊富に選べたので、非常に満足しています。当初はロゴをもう少し小さめにしようかと考えていたんですが、最終的にはあえて大きめのロゴを採用しました。結果、全体のバランスがとても良くなり、自信を持ってお客様にご提案できる商品が完成しました。お客様に手に取っていただいた時に、サウナハットのデザインとロゴをより魅力的に感じていただけると思います。

（ハートウエル）それだけこだわりを持って作っていただいたアイテムだからこそ、お客様にもきっと喜ばれることを私たちも願っています！

（ハートウエル）最後に、この記事を読んでくださっている方にコメントをお願いします。

（住永さん）当ホテルのご宿泊代は決して安くはありませんが、今の時代、本当に価値のあるものにはお金をかけたいという方が増えていると思います。その意味でお若い方含めて特別な機会に特別な体験をしていただけたら嬉しいです。

実は、当ブランドは2014年の開業から2021年の仙台・銀座オープンまでは、比較的"隠れ家的に"運営されてきました。2020年からはコロナ禍の影響もあり、その間、京都と熱海で大切にブランドを育んできました。

その後、2021年に東京に進出することができ、2024年11月末で3周年を迎えました。東京に進出したことで、私たちのブランドはより多くの方の目に触れるようになり、ブランドとしての認知が上がりました。今回の熱海のリニューアルもその一環として、とても良いタイミングで『16部屋のオーベルジュ』として整ったと思っています。このリニューアルをきっかけに、より多くの方に私たちのブランドを知っていただけたら、とても嬉しく思います。

（長田さん）これからの季節、気温が下がるにつれて空気も澄みわたり、よりクリアで美しい夜景を楽しめるようになります。熱海の山の上に位置する当ホテルからは、夜空に浮かぶ街の光や海に映る煌めきが一層鮮やかに見え、まさに息をのむような景色が広がります。また、花火は眼下に見下ろせます。寒さの中で心温まる静かなひとときを過ごし、夜景とともに贅沢な時間を堪能していただけたら嬉しいです。

▽今回ご紹介したホテルグランバッハ熱海クレッシェンドの公式ホームページはこちらから

https://www.grandbach.co.jp/atami/

取材・編集担当より

今回、初めてホテルグランバッハ熱海クレッシェンド様へ伺いましたが、まずは山の上から見渡す熱海の美しい景色に圧倒されました。

さらに、細部にわたるおもてなしと、ホテル全体に込められたブランドとしての細やかなこだわりに心から感動しました。特に、音楽への深いこだわりが感じられ、日常から離れて、静けさと音楽を楽しむことのできる空間が、訪れる人に特別な癒しを提供していることが印象的でした。

この絶景を眺めながら「整う」体験は、最高のリラクゼーションだと感じました。私も次回はプライベートで、この素晴らしい体験を味わいたいと思います！

今回の記事でご紹介したように、ハートウエルでは様々なオリジナルグッズの制作を承っております。

「こんなもの作れるかな？」といったアイデアでも構いませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。あなたのアイデアを形にするお手伝いをさせていただきます。

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