”タオルを交換するタイミング”について、タオルソムリエが徹底解説します。
入浴時や朝の洗顔時など様々な場面で活躍するタオル。
このように毎日の生活に欠かせないタオルですが、いつ買い替えれば良いのかタイミングが分からないという声をよく耳にします。
中には何回も洗った後のタオルの手触りが好きだからなかなか替えられない・・・というお声も。
タオルをつくっている会社として、長く愛用していただけるのはとても嬉しいのですが、同じタオルを使い続けると肌荒れの原因になる場合もあります。
そこで今日はタオルの交換時期や、長持ちするためのポイントについてお伝えしていこうと思います。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
タオルの替え時について
タオルの替え時は一般的に約30回以上使用したらと言われていますが、今使っているタオルは何回目の洗濯かな・・・と毎回数えるのは大変です。
そこで自分でタオルの替え時を決めておくとタオルの替え時が明確になり、交換の事前準備もスムーズになります。
交換のタイミングを年末の大掃除の時、などと決めておくと分かりやすいかもしれませんね。皆さんもマイタオルルールをつくってみませんか?
また使用するタオルの枚数を増やすことによって、1枚の負担を減らし長持ちさせることもできますよ。
タオルの寿命のチェック項目
■吸水力の低下
タオルの命とも言える、吸水力。
使っているうちに拭いても水を吸わなくなってきたなと感じたら、タオルとしての役割を果たせなくなっている証拠なので交換しましょう。
■イヤなニオイがする・変色したりカビが生える
洗っても、洗ってもニオイが取れない原因は、タオルで雑菌が発生している可能性があります。
そのまま使用し続けると肌荒れの原因ともなりますので、すみやかに交換しましょう。
■肌触りがゴワゴワになった
タオルの風合いがゴワゴワだと肌へ負担がかかってしまいます。
拭いた時に硬くなったと感じた場合も、交換をおすすめします。
タオルを長持ちさせる方法
タオルは洗濯の仕方で風合いが大きく変わってきます。
そこで洗濯をする上で心がけてほしいポイントを5つご紹介します。
①タオルが泳ぐように水量を多めにして洗う
一度にたくさんの量の洗濯物を詰め込みすぎると、洗濯物どうしが擦れて傷みやすくなります。
洗濯をするときは水量を多めにして、タオルがゆったり泳ぐくらいの量にしましょう。
②使用後はなるべく早く洗濯をする
タオルを濡れたまま放置すると、タオルの色が他のものに移ってしまう場合があります。
また、臭いが発生する原因ともなりますので使った後はなるべく早く洗濯するようにしましょう。
またタオルが濡れたまま洗濯かごの中で放置していると、カビが発生する原因ともなるのですぐに洗濯することが難しい場合は、一旦タオルを乾かしてから洗濯カゴの中に入れることをおすすめします。
③干すときは、タオルを振ってパイルを立たせる
脱水後のタオルのパイルは寝て潰れた状態になっているため、そのまま乾かすと肌触りが硬くなったと感じます。(※パイルとはタオル表面にある糸が輪になった部分のこと)
タオルを干す前には約10回ほどパタパタと振ってから干すようにしましょう。
④タオルを乾かすときは、風通しの良い陰干しをする。過度な乾燥は厳禁
布団を太陽の下で干すと、とても気持ちよく仕上がりますよね。
タオルも同じように干せば良いのでは?!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、タオルを長時間直射日光の下で干すと、紫外線で繊維が傷んでしまったり水分を失いすぎてパリパリに硬くなってしまいます。
タオルを干すときは風通しの良い日陰に干してから乾かしましょう。
⑤タンブル乾燥は適正に
タンブル乾燥とは衣類を熱とともに回転させながら乾燥させる方法です。
タオルをふんわりと仕上げてくれる反面、縮みの原因ともなります。
タンブル乾燥は乾燥の仕上げ程度に使用することがおすすめです。
また柔軟剤を使用するとタオルが油分でコーティングされたような形になるのでふんわりと仕上がりますが、その油分が吸水性を損ねる場合もあります。
柔軟剤は毎回使用するのではなく、肌触りが硬くなってきたタイミングで使用すると、よりタオルが長持ちします。
ハートウエルおすすめタオル2選
93年タオルをつくり続けてきたハートウエルがぜひ使って欲しいタオルを選びました。
全ておすすめなのですが、頑張って2つに絞りましたので是非チェックしてみてください。
〇おすすめタオルその1 「もこもこ365」
365日最高のタオル体験をしてもらいたいという使命感の元「もこもこ365」は誕生しました。
毎日使うものだからこそ、たくさんの方に「もこもこ365」の良いところを知ってもらうべく、おすすめポイントをご紹介したいと思います。
■洗うたびにふくらむ特殊な糸
もこもこ365には洗うたびにふくらむ糸を使用しているので洗濯を繰り返してもパイルの形が崩れることなくやわらかさと弾力性が持続します。
そうした糸を使用することで、タオルにとって良い状態を長く保つことができます。
また洗濯を繰り返すたびに糸が”もこもこ”と膨らむので、肌にとって気持ちの良い状態で使い続けることができるのも嬉しいですね。
■他の洗濯物に毛羽がつきにくい
もこもこ365は脱毛率も低く毛羽落ちが少ないので洗濯物の衣類汚れが軽減されます。
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〇おすすめタオルその2「あえてカタいタオル」
あえてカタいタオルは、硬いタオル愛好家の方に向けてつくったゴリゴリの拭き心地と肌への刺激が強いタオルです。
ただ硬いだけではなく、吸水性の高さに加えて毛羽が出にくく乾きやすいという実用性も兼ね備えているんですよ。
「良いタオル=柔らかくてふわふわ」というタオルのイメージを覆す硬くてタフなタオルです。
何回も洗った後のタオルの手触りが好きという方にもおすすめです。
また「カタ」とさらに硬い「バリカタ」もありますので、使い比べてみるのも良いですね。
\あえてカタいタオル カタ・バリカタ 詳細はこちら/
いかがでしたでしょうか?
タオルを交換するタイミングが分からないまま、何年も同じタオルを使っている方の参考になりますと幸いです。
適度にタオルを交換して気持ちよくタオルを使いましょう。
執筆:菅/編集:木村