入園祝いのお返し(入園内祝い)|金額相場やマナー、人気なギフトの選び方
子どもが保育園や幼稚園へ入園する際、周りの方々から入園祝いをいただくことがあります。祖父母や両親、親戚、友人などから入園祝いを受け取ったら、どのように対応すればよいのでしょうか。
本記事では入園祝いのお返し(入園内祝い)について、金額相場やマナー、人気なギフトの選び方などを紹介します。何かと忙しくなる入園時の参考にしてください。
入園祝いにお返しはそもそも必要?
入園祝いは子どものお祝いです。本来、子どもには経済力がないため、子どもが贈り先となるお祝いへのお返しは不要とされています。
しかし昨今は、子どもへお祝いをいただいた場合でも、ささやかなお返しを用意するケースが増えています。今後のお付き合いがスムーズになるよう、入園内祝いとして気持ち程度の品物を贈るとよいでしょう。
お返しをしない場合は、子どもからの手紙やビデオメッセージなどをお礼として贈ると好印象です。入園祝いにお返しをするかどうかは、相手との関係性を考慮して選びましょう。
入園祝いのお返し|金額相場とマナー
ここからは、入園祝いのお返しの金額相場と一般的なマナーを解説していきます。近年ではあまり気にされなくなってきたマナーもありますが、年代や立場の違う方へ贈り物をする際は配慮するとよいでしょう。
金額相場はお祝いの半額~3分の1程度
入園祝いのお返しの金額相場は、いただいたお祝いの半額~3分の1程度です。たとえば10,000円のお祝いをいただいた場合、3,000~5,000円を目安にお返しの品物を選びます。
いただいたお祝いより高額な品物をお返しすると、かえって相手を恐縮させてしまう可能性があります。お返しの品は相場どおりに用意し、子ども直筆のお礼状や、写真を添えるなどして感謝の気持ちを伝えましょう。
贈るタイミングは入園式後1ヶ月以内が目安
お返しを贈るタイミングは、入園式後1ヶ月以内が目安です。入園式は4月に行われる場合が多いので、4月中にギフトを手配し、ゴールデンウィークが明けるまでにお返しできるとよいでしょう。
もし遅れる場合は、先に電話で遅れる旨を伝えておきましょう。その際、いつ頃お返しの品を贈れるか一緒に伝えられると丁寧な印象になります。
熨斗紙(のし紙)は紅白の蝶結び
贈り物にかける熨斗紙の水引は、何度あってもよいお祝いで使われる「紅白の蝶結び」を選びます。表書きには「入園内祝」または「内祝」と書き、水引の下に子どもの名前を記入しましょう。
また、品物に熨斗紙をかけてから包装紙で包む「内のし」にすると、奥ゆかしく丁寧な印象になります。
お礼状を添えて贈る
お返しを贈るときは、品物に本人からのお礼状を添えるのが礼儀ですが、入園時はまだ字を書けないお子様がほとんど。そのためお礼状は親が書き、お子様ご本人には絵を描いてもらったり、お子様の写真を添えて贈ったりするのがおすすめです。
お礼状にはお祝いへのお礼や、いただいた品物への感想、子どもの近況報告などを書くと喜んでもらえます。相手が「お祝いを贈ってよかった」「喜んでもらえてよかった」と感じられるようなお礼状を添えましょう。
縁起が悪いとされている品物は避ける
お祝い事では、縁起が悪いとされている品物や、目上の方に贈ると失礼なニュアンスになる品物を贈らないよう気を付けましょう。一般的にお祝い事で避けられる品物は、次の通りです。
ハサミ・ナイフなどの刃物 |
「縁が切れる」を連想させるため |
靴下・肌着など肌に直接触れる衣類 |
「着るものにも困っている」「経済的に困窮している」などのニュアンスがあるため |
日本茶・緑茶 |
弔事で使われる場合が多いため |
筆記用具 |
「もっと勉強してください」というニュアンスがあり、目上の方へ贈るには不向き |
入園祝いのお返し|【贈り先別】人気なギフトの選び方
ここからは、贈り先別にギフトの選び方を紹介します。入園祝いのお返しは、飲食物や日用品などの「消え物」が定番人気です。
そのほか、相手が好きな商品を選べるカタログギフトや、思い出が残るフォトギフトなど、さまざまな品物があります。それぞれの相手別に、人気のあるアイテムを見ていきましょう。
祖父母・両親へ贈る
自分の祖父母や両親からは、高額なお祝いをいただくケースが多いもの。できるだけ相手の好みに合わせて、特別感のあるお返しができるとよいでしょう。
- 子どもの写真を贈れるフォトギフト
- 老舗名店のグルメやお酒などのギフト
- ブランド食器など実用的で思い出に残る日用雑貨ギフト
子どもの描いた絵や簡単なメッセージカードなどを添えると、成長を身近に感じられて、さらに喜ばれるでしょう。
親戚(伯父叔母など)へ贈る
伯父叔母などの親戚へお返しをする場合、相手の好みがわからないケースもあるでしょう。
- 相手が自分で好きな品物を選べるカタログギフト
- コーヒーなど家族で楽しめるドリンクギフト
- ブランドタオルなど何個あってもよい日用雑貨ギフト
相手の好みがよくわからない場合は、同居している家族と一緒に使えるものを選びましょう。もしくは、不要な場合に職場などへおすそ分けできる物を贈るのもおすすめです。
友人や職場の人などへ贈る
友人や職場の人などへお返しを贈るときは、個人へ贈るか複数人へまとめて贈るかによって、品物を変えるとよいでしょう。
個人へ贈り物をする場合は、入浴剤・洗剤セットなどの日用品や、高級ブランドのミニタオルなど、相手のライフスタイルに合わせて品物を選ぶのがおすすめです。複数人へまとめてお返しする場合は、スイーツやドリンクの詰め合わせなど、みんなで楽しめるギフトを贈りましょう。
入園祝いのお返し|ブランドタオルを贈るなら今治タオル
入園祝いのお返しにブランドタオルを贈るなら、今治タオルがおすすめです。好みのわからない相手にも喜ばれやすく、贈答シーンで重宝するでしょう。ここからは、入園祝いのお返しにおすすめの今治タオルを3つ紹介します。
【ギフトボックス入り】 わたしのホテルタオル フェイスタオル 2枚
「わたしのホテルタオル」は、柔らかい手ざわりとボリューム感にこだわったフェイスタオルです。ホテルに置いてあるタオルのようにリッチな質感で、毎日のバスタイムや手洗いの時間をラグジュアリーな気分にさせてくれます。
【ギフトボックス入り】わたしのホテルタオル フェイスタオル 2枚をご購入の方はこちら
【ギフトボックス入り】FIORE フェイスタオル 2枚
「FIORE(フィオレ)シリーズ」のヘム部分にあしらわれた花は、それぞれがプレゼントに適した素敵な花言葉を持っています。
- ガーベラ:希望
- スズラン:幸せが訪れる
- ミモザ:感謝
- ユリ:祝福
付属のタグには、ひと言メッセージを記入できるようになっており、感謝の言葉を伝えるのにぴったりです。
【ギフトボックス入り】FIORE フェイスタオル 2枚をご購入の方はこちら
【ギフトボックス入り】あえてカタいタオル カタ フェイスタオル(2色)
「あえてカタいタオル」は、硬めなタオルが好きな方に向けてつくったシリーズ。「カタ」と「バリカタ」の2種類から質感を選べます。ゴリゴリとした拭き心地が気持ちの良いタオルで、とくに男性へのプレゼントにおすすめです。
【ギフトボックス入り】あえてカタいタオル カタ フェイスタオル(2色)をご購入の方はこちら
まとめ
入園祝いは本来、子どもへのお祝いなので、お返しが必要ないとされてきました。しかし昨今では、気持ち程度のお返しを用意するケースが増えています。
お返しをする場合は、いただいたお祝いの半額~3分の1程度の金額で品物を用意し、入園式後1ヶ月以内を目安に贈ります。
縁起が悪いとされている品物は避け、子どもの絵や写真とともに、お礼状を添えて贈ると好印象です。ただ品物を贈るだけでなく、子どもの成長が感じられるような工夫をすると喜ばれるでしょう。