夏専用のCOOLマスクの販売予約を開始しました

今治タオルを製造・販売する株式会社ハートウエル(代表取締役社長池永将成、本社愛媛県今治市)は、夏の使用に特化した冷感・抗菌生地を用いたCOOLマスクを開発致しました。

Makuakeプロジェクトサイト：https://www.makuake.com/project/hartwel/

夏のマスク生活へのご提案

今治のタオルメーカーである弊社は、緊急事態宣言以降、製造しても売り先がないタオルの代わりに急遽ガーゼマスクを生産し、ご好評をいただいてきました。しかし、マスクの着用も長時間に渡れば、少し息苦しく感じる季節になってきています。

2020年4月より、蒸し暑い夏を前に「長く使っていただける高品質マスク」をテーマに夏用マスクの開発に着手。高級タオルやベビー用品の製造で培ってきた特殊糸の製織、生地加工、縫製の技術を活かし、着用時の冷涼感や清潔さを追求した冷感マスクを開発致しました。

新マスクのポイントは３つです。蒸し暑い日本の夏に対応し、冷感生地を用い、抗菌加工を施しています。また、原材料には農薬や除草剤を使用していない有機栽培のコットンを採用。肌にも地球環境にも良い柔らかなガーゼ生地を贅沢に使用しています。

冷たい生地の秘密

マスクの内側に肌に触れると冷たく感じる冷感糸を使用したガーゼ生地を使用。熱をすばやく逃がしてくれる特殊な原料からなる繊維で、水分の吸収・拡散・蒸発を促進し、肌を快適な状態に保つことに優れています。また紫外線（UV）カットの機能も有しており、夏の強い日差し対策に効果を発揮します。

マスクの外面には、タオル織機でゆっくり織り上げた通気性の良いガーゼ生地を配しました。内面の冷感生地と併せ4層構造となっており、息苦しさの解消と異物の遮蔽性の双方を考慮したつくりとなっています。

夏用のパターン設計

生地だけでなく、マスクの形状も暑い中でも快適に装着できるように工夫。従来の弊社のガーゼマスクは、耳元近くまで布地がカバーする形状でしたが、今回のマスクは夏の使用に特化し、側部・頬(ほほ)部分の露出を増やしました。装着時の顔周辺の体温上昇に配慮した設計です。

頬の露出以外も細部にこだわり、随所に工夫を施しデザインを完成させました。装着時の快適さとシルエットの美しさの両面を追求し設計ています。

マスクの両面のポケットには、好みの形状にカットした不織布や使い捨てマスクを挿入可能。紙おしぼりを濡らしてポケットに挿入し濡れマスクとして装着することで、喉の保湿効果を高める使い方もできます。感染症対策の効果をより追求したい方にも対応した仕様となっています。

芳香が強いマスクスプレー等を直接マスクに吹きかけたくない場合も、噴霧した布をポケットに挿入することで便利に使用いただけます。

今治産の確かな品質

糸を仕入れ、生地の製織、縫製まで一貫して行っているのは、創業90年の今治のタオル工場です。小売店の休業、消費の落ち込みでタオル生産の需要が低く大変な中ですが、代わりにマスクの開発・生産を行っています。

今回のマスクは今治タオル認証を取得した製品です。

数々の独自の品質基準をクリアした商品だけが「今治タオルブランド認定商品」の資格を得られるのですが、タオルだけでなくタオル織機で織った生地を用いた縫製品などの商品も「今治タオル」のブランドを名乗ることができます。吸水性、物性、堅牢性、安全性等の観点で厳しいテストをクリアしています。また、マスクの外面の生地は、環境にも人にやさしいオーガニックの糸を仕入れて製織しています。