ストーリー
硬いタオル愛好者の方に向けて
ふわふわ、雲、綿雪....このような言葉を冠した柔らかいタオルが世の中にはたくさん存在します。90年間今治の地でタオルを作り続けてきた弊社も例外でなく、様々な種類の柔らかいタオルをつくってきました。
一方で硬いタオルを愛好する方々がいるということも把握していましたが、今回改めて調査を実施。結果、予想以上の硬いタオル愛好者が存在することが判明し、その方たちに向けて企画したのが本作「今治のメーカーがつくった あえてカタいタオル」です。
硬さを生み出す特殊なコットン糸を採用
開発についやした時間は1年余り。素材の選定や織り方など試行錯誤を繰り返し、最終的な仕様へとたどり着きました。
得にこだわったのは、使用している糸。硬いタオルに求められているのは、使った際の拭き心地と考え、周囲をラップ糸で巻く二重構造のコットン糸を採用。特殊構造が糸にハリとコシを与え、タオルとしての硬さを生み出しています。
完成したのはハートウエル史上 最も硬いタオル
素材だけでなく、タオルのパイルの出方もこだわって設計。表面に凹凸を形成することで、肌に当たったときの質感を追求しました。
織り上げた後のタオルの洗い時間、乾燥時間についても、硬いタオルに仕上がるように調整。「良いタオル=柔らかくてふわふわ」という今治産タオルのイメージを覆す、硬くてタフで、高品質なタオルに仕上がりました。