2020.07.13 日本が誇る今治タオルと泉州タオルの特徴
こんにちは、ハートウエルのカワノです。
ところでみなさん、日本のタオルの名産地をご存知ですか?made in japanのタオルといえば真っ先に思い浮かぶのは「今治タオル」だと思いますが、さらに古くからの日本のタオルの名産地は大阪の「泉州」という地域だそうです。
では泉州と今治タオルはなにが違うんでしょうか?
違いは染めるタイミング
二つのタオルの大きな違いは「染めるタイミング」です。
今治タオルは織る前の糸の段階で染めます。
一方泉州タオルは織り終わった後にタオル丸ごと染め上げます。
この染めるタイミングが違うことでタオルとして特徴が変わってきます。
今治タオルの特徴
今治タオルの特徴は
・使用していて固くなりにくい
・吸水性が高く肌ざわりがよい
・品質基準が設けられている
の3つがあげられます。
糸を織る前に染めるため、糸についている不純物や油分を取り除くことで綿本来のやわからさを引き出すことができます。
また今治で作られたタオルがすべて「今治タオル」と名乗れるわけではなく、厳しいい品質基準をクリアした商品のみが「今治タオル」になれます。
なので「今治タオル」を名乗っている商品はどれも品質が一定以上で保たれています。
泉州タオルの特徴
泉州タオルの特徴は
・清潔感があり色が鮮やか
・縮みにくい
・吸水性が高いが品質基準があるわけではない
の3つです。タオルを織り上げて最後に付着物などを取り除くため清潔と言われています。またシンプルなデザインが多く、一気に大量に生産することができるので高品質でも比較的安く手に入ります。
特徴の比較
吸水性に関して、「今治タオル」はそのタグがついている限りすべて基準をクリアした高品質なタオルです。今治タオルの吸水性の基準は「1㎠のタオル辺を水に浮かべた時に5秒以内に沈み始めるか」です。
一方泉州タオルは日本製であるのである程度の品質が担保されているのは間違い無いですが吸水性に関しては製品によってばらつきがあるかもしれません。
ぜひ自分に合ったすてきなタオルと出会いがありますように。